第13章 白と黒の誘惑 大倶利伽羅END˚✧₊⁎
「いろはの中…蕩けてる」
「やっ…だって…伽羅が…んっ!」
「…可愛い」
伽羅は私のお尻を優しく掴んで、腰を細かく上下に動かしていく。
同時に上半身の豊かな膨らみの先端を口に含み、さらに彼の欲望の根本が外の膨らんだ突起を刺激するので、息の仕方が分からなくなるぐらい快感に溺れてしまう。
「あっ…っ!…はぁ…んっ…苦し…!…」
「いろは…吸って。吐いて。大丈夫か?」
あまりの快感に息が出来なくなった私の頭を撫でながら、優しく微笑む伽羅にぎゅっと抱きつく。
「んっ…気持ちよすぎ…てっ…あっ!んっ」
「あぁ。っ…俺も…だ」
抱き合うと私の弱いところに欲望が深くあたり、そのまま小刻みにその場所ばかりを刺激され続けると気持ちよくて、おかしくなりそうだ。
「…イっちゃ…!伽羅っ…もぅ…」
「あぁ…いろはの全てを俺に見せてくれ」
次の瞬間、びくんっと腰が痙攣し、私は大きな快感の波に呑まれて絶頂を迎えた。
「全身が綺麗な桜色だな」
「はぁはぁ…。伽羅が…そうさせたんだよ?」
「そうだな。…いろはともっと繋がっていたい」
「あっ…!んんっ…待って…っ!」
伽羅は私をぐっと押し倒して、蜜口から更に大きくなった欲望を沈める。
一度達してしまっている私の中は、先ほどよりも圧迫感が増して、内壁を強く刺激されると抗えない快感に瞳が潤む。
「ああっ…やだ…伽羅っ…んっ!」
「本当に"嫌"か?…"もっと"じゃなくて?」
「っ!伽羅っ…いじわる…あっ…そこっ…」
伽羅は私の弱いところを欲望でぐりぐり擦りながら、最奥を目掛けて律動を速める。
腰をぐっと持ち上げられ、容赦なく突かれると、先ほどとは比べ物にならないぐらいの快感の波が押し寄せる。
「伽羅っ!やっ…もぅ…あっっ!んっ!」
「いろは…愛してる」
伽羅と深く繋がれた幸福感と、与えられる快感に身体も心も溶けて、もう何も考えられない。
「あっ…!また…イくっ…!もぅ…!ああぁ」
「俺も…もぅ…いろは…いいか?」
「ふ…あっ!…伽羅っ… 伽羅の全部ちょうだい…」
伽羅は私を強く抱きしめて、甘い快感に顔を歪めながら、どくどくと脈打つ熱を一滴残らず出しきった。