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*・*刀剣男士と花咲く恋*・*【刀剣乱舞】

第12章 白と黒の誘惑 歌仙兼定END˚✧₊⁎


「いろはが愛してるのは誰?」
「やっ…激し…っ!あっ…歌仙さ…っん…愛してる」
激しくお互いの肌がぶつかる音が部屋中に広がる。
快感で歪んだ色気を孕んだ表情と愛を確かめるような言葉で私を攻める歌仙さんに、愛しさが溢れ出してぎゅっと首に腕を回す。

「いろはは誰のもの?」
「やっ…あぁ…んっ!か…歌仙さ…!もぅイっ…く!」
歌仙さんは私の脚をぐっと持ち上げ、自身の欲望を何度も何度も最奥に突き上げる。
強烈な快感の波が押し寄せ、私は絶頂を迎え、腰が自然に浮き上がり痙攣が止まらない。

「っ…くっ!…僕も…いろは愛してる」
私が絶頂を迎えたのとほぼ同時に、歌仙さんも腰を震わせ、彼のドクドクと脈打つ欲望から溢れる熱を一滴残らず出し切った。


「はぁはぁ…歌仙さん…」
「すまない…嫉妬で我を忘れてしまった…。身体は辛くないかい?」
歌仙さんは申し訳なさそうな顔でぎゅっと私を抱きしめる。
「ふふ…歌仙さん大好きです。」
急に叱られた仔犬のようにしゅんとする歌仙さんが、可愛くて愛しくて私はぎゅっと抱きしめ返す。

「っ!ほんといろはには敵わないな…」
歌仙さんは少し照れたような柔らかい笑顔で私のおでこに口付けた。

「ところで…どうやって遊郭に売られた私を見つけたんですか?」
「あぁ。いろはを見た町人に話を聞いて、すぐに神社に向かったら賊の仲間が数人残っていてね。少し痛めつけたらすぐに君の居場所を吐いたよ。」
「でもお金は?どうやって私を…買ったんですか?」
「ここに着いたら、君を売り渡した直後の賊と鉢合わせてね。君を売ったお金をそのまま奪ったんだ。」
「そうだったんですね…。なんだか本当にすいませんでした。」
「僕はいつだっていろはを守るよ?それに僕は独占欲がとても強いんだ。…いろはをもう絶対に離さない」
しゅんとして歌仙さんの胸に顔を埋めた私の顎を優しく持ち上げ、悪戯っぽく笑いながら口付ける。

「んっ…あっ…」
口付けはどんどん深くなっていき、お互い熱を宿した瞳で見つめあう。
「まだまだ足りない…いろはがもっとほしい」
「あっ…歌仙さん…私もっ…」


その後も何度も何度もお互いを求めあって、あっという間に朝を迎えた。
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