第20章 明石国行　眼鏡の奥の熱い春情･:*+.

うぅ…煽ってませんっ！！
精一杯の力を込めていたはず…なのに…軽々手首を持ち上げられてしまい、明石さんの目の前に秘部が露わになってしまった。

「ふっ…もうとろとろやな。さっきので感じてたん？いろはやぁらし。」
ひゃぁぁ！何でそういう事言うの！？言っちゃうの！？絶対わざとだっ！
顔が真っ赤に染まり、恥ずかしさで瞳が潤む。

「ふぇ…やだ…明石さんもう嫌いです」
「くくっ…ほな、また惚れさせなな。」
「きゃっ…そんなとこやぁっ…！あぁっ…」
秘部に温かい吐息が触れるほど近くに明石さんの顔が迫り、蜜口にぺろっと舌を這わせる。

「好きって言うて？」
「明石さ…あぁっ…ひぅ…んんっ…」
ぬるっとした熱い舌の感覚に身体がびくんっと揺れ、明石さんの頭に置いた手は、力なく紫黒色の髪の毛をすり抜けて行く。
あまりに恍惚な快感に、今にも泣きだしそうなか弱い声と甘ったるい嬌声が混ざり、温泉の壁に反響する。

「言うてくれるまでイかさへん。」
「そんなっ…あぁっ…はぁはぁ…」
ぷっくり膨らんだ突起をくにゅくにゅと何度も押し潰されると、お腹の奥がずくっと甘く痺れ、更なる刺激を欲しがるのに、私が高みに昇り詰めそうな瞬間、明石さんの舌は突起を離れてしまう。
それが何度も何度も繰り返されて、行き場を失った熱がどんどん蓄積されていく。

あぁ…だめ…気持ち良すぎて、もどかしくて堪らない…
もっと欲しい…もうイきたい…
この快感にはどうしたって抗えない…

「あぁっ…好き、明石さん好きっ…お願いっ…はぁんっ…」
白旗を上げて懇願する私に、明石さんが嬉しそうに顔を綻ばせる。ひゃ…その笑顔可愛い。きゅん。

「いろは、めっちゃ好きやで。」
「ひゃぅっ！あっ…待っ…あぁんっ…！」
次の瞬間、ぐちゅっと明石さんの長い指が蜜壺に沈み、何かを探すように悪戯に動き回る。

「ここがえぇの？腰揺らしてかわい。」
ぐちゅぐちゅ…私が一際反応したざらざらした場所を、緩急をつけながら何度も擦り付けられ、溢れ出る蜜の厭らしい水音が羞恥心を煽り、快楽が増していく。

「あぁぁっ…もう…だめぇっ…！あぁんっ…」
中の指が一本から二本、三本と増やされて、トントンと押し上げられるのと同時に、外の突起も舌でチロチロと執拗に舐められて、時よりじゅぅっと強く吸われて…もう何も考えられなくなって、頭が真っ白になる。