第5章 いらっしゃいませ、御主人様
堪らずしゃぶる動きが止まり達した快感に少し余韻に浸る私に、
兄は容赦なく畳み掛けてくる。
「イク時はちゃんと、ご主人様にお願いしないと駄目なんじゃないか?」
更に爪先で秘部を弄り私は痙攣する足で、
再び襲ってくる絶頂の波に耐えた。
その間にも愛液は零れ落ち水溜りになる始末。
我慢しきれなくなった私は自身から口と手を離し、潤んだ瞳で兄を見上げた。
「イカせてください、ご主人様…っ」
「何処をイカせて欲しいの?」
「私のっ、淫乱…、おまんこで、す、っ」
言葉に出せば更に感度は上がり、兄の爪先は愛液でびっしょり濡れた。
「可愛い可愛い俺のメイドさんのお願いなら仕方ないね…」
兄は自ら自身を握り素早く扱き上げる。
はぁはぁと息を荒げながら私の秘部も器用な指使いでクリに刺激を与えてきた。
「ぁ…、その可愛い顔に濃厚なザーメンかけて、あげるよ‥、はぁはぁ、あ、ぁっあ、あ!」
その動きが更に速まってすぐ、
兄は勢いよく私の顔へと射精をし生暖かい精液が顔面に飛び散った。
それと同時に私も三度目の絶頂を迎えプシュッ!と潮を吹き出しながら体をびくつかせた。
「はぁ…」
トロンとした重たい瞼のままツンと匂う精子を指で拭い、
ペロリと舐める。
「さぁ、顔の次は中出しだ。机に手をついて尻を突き出して」
若干意識が朦朧としながらも兄の言われた通りに、
私はおぼつかない足で立ち上がり近くの机に手をついた。