第4章 止められない感情
指でクリをちょんと触られただけで、
全身が大きくびくつく。
私は顔を真っ赤にしたまま両手で口を塞ぎ、
兄が自分の股間を見つめる姿を眺めるだけ。
もう、映画なんてどうでもよくなっていた。
「こんな場所でもしっかり濡らしてくれる、柚のおまんこはお利口さんだ。たっぷり褒めてやらないとね」
兄は上目遣いで私を見つめながらぴちゃ…と秘部を舐めてきた。
「!!」
映画館でこんなことイケナイと思っているのに、
体は無情にも快感を覚え兄の愛撫に応えている。
「あ、んっんーーっ!」
真っ赤な顔をしながら必死に耐える私の姿を、
兄は目を細めながら見上げ舌の動きも激しさを増していく。
唇全体で舐め回せば、溢れる愛液を啜り飲む。
そして再び素早く舌を動かし私を絶頂へと向かわせるのだ。
「おに、ぃちぁ、あん、おまんこ、イッちゃ、あ…」
その掠れた声を聞いた兄は更に愛撫する動きに加速をつけだした。
ジュルルッ!と多少の水音を立てても周りは全く気づく様子など無い。
「イクぅ、うっ!」
ビクンッ!と全身に衝撃が来たあと、体を大きく震わせながら絶頂を迎えた私。
ぐったりとしなから息を大きく吐く私を兄は可愛い。と言って唇を重ねてきた。
「ん、はぁ…ぁ、んあ」
くちゅくちゅと舌を絡めながら兄が再び座席に座れば、
私の体を持ち上げ膝の上に座らせた。
互いの舌先に糸を引きながら唇を離した後、
たっぷりと愛液と兄の唾液で濡れた秘部の中へ滑り混んできたのは、他の何物でもない、硬くなった肉棒だ。