第1章 最悪な初めて
どうしてこんなことになったのか。
溢れてくる涙を拭うこともできず、ただ耐える。
初めて異物を挿入された蜜穴は、張り裂ける様な痛みを伴って、拡げられる。
泣き叫んでも、彼は止めてくれない。
「はぁ…、ナカ、あったけぇな…」
恍惚とした表情で私を後ろから貫き、耳元で囁く。
悪魔のような男で、大嫌いなのに、不覚にも自分の女の部分が悦ぶ気がした。
「いっ…あぁ、いた…、い…」
「処女みてぇな痛がり方だな。もう大人しく気持ちよくなっとけって。」
後ろから胸を鷲掴みにされ、尖った頂上をやんわり擦られると、蜜壷が切なげに収縮して、愛液を分泌させる。
___違う!私は処女なのに…!
助けて、たすけて、誰か…っ
私が処女を奪われる三日前。
全てはそこから狂い始めた。