第6章 梅雨
結衣と早川くんが出ていってしまった
な「なんか速かったね・・・あの二人・・」
し「・・・」
二人も一気にいなくなると急に寂しくなっちゃったなぁ
残るは私と時雨だけ・・・
・・・私と時雨だけ?
急に顔が赤くなってきて体温があがってきた
ど、どうしよ///時雨の顔が見れない////
でもなんか話さなきゃ・・・
な「あの・・・!」
し「・・・なに?」
な「えぇ・・と」
なに話せばいいかわかんないよー!!!
キスのことが頭から離れなくて・・・
どうしようーーー!!!!
し「なんだよ」
な「ええっと・・・どうしてキス・・したの・・・?」
ぎゃあああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!/////
唐突すぎ!!!!ありえないから!!!
し「おまえがキスの話して赤くなってたから」
な「え・・・?」
確かに話をして赤くなったけど・・・それだけ?
な「じゃあ誰でもよかったの?」
し「え・・・?」
な「だってそうじゃん!!キスの話して赤くなれば誰でもいいじゃん!!!
私は本気で悩んでたのに・・・
時雨にとってはからかいかもしれないけど
私にとってはファーストキスだったんだから!!!」
し「おい。落ち着けって・・」