第6章 梅雨
梅雨の季節がきました。外は雨で散々です
連日で雨ばかり。なのでクラスはテンションがガタ落ちです
でも私はそれどころではないのです
この前の動物園・・・色々なことがありすぎたな・・・
そう思うと急に時雨の顔がうかんできた
な「っ!!!///////」
あの時の時雨の行動が意味わかんないよ!!!
いきなり・・き・・キスなんて///
キスの話をしたから?でもそんなんでする?
時雨にとっては大したことじゃないのかな・・・
何回もしたことあるから1回したぐらい、どうってことないとか?
そうだとしたら思いっきり殴りたいけど!
でも・・わかんないよ・・・///
時雨の気持ちも私の気持ちも・・・
あれから時雨とは話せてないし・・・
ゆ「お━━━━い!!!」
な「うわっ!びっくりした!!」
ゆ「奈緒が全然反応してくれないからでしょ?お弁当だって全然食べてないし」
な「あ・・・」
考え事しすぎて全然食べてなかった
ゆ「どうしたの?動物園のこと気にしてる?」
な「ううん!あのことはいいの!」
ゆ「そう・・ならいいけど。なんかあったらいいなよ?」
そうだよね・・・。結衣がいるんだから相談してみようかな
な「結衣・・あのさ」
り「あ!このゲームやったことあるやつだ!」
いきなり龍が結衣の読んでいた雑誌を見てきた
その隣には時雨もいた
それだけでも顔が赤くなるのがわかった
ゆ「うそっ!これ新発売のやつだよ!?ずっとやりたくてさ~。
龍持ってるの?」
り「いや。実際には時雨が持ってるんだよ。時雨の家でやらせてもらったんだ!」
し「知り合いがくれたんだよ」
ゆ「いいなぁ~」
会話に参加しようにも私の心情はそれどころではなかった