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第5章 動物園


り「だって俺、結衣に・・・」
ゆ「でもあの逆ナンの断り方はかっこよかったし。
正直逆ナンされてるところ見たとき怒ったよ。悲しかったよ
でも実際断って私と行動してる。その時に怒りと悲しみは吹っ飛んだ
だから龍も吹っ飛ばしなよ」

結衣はそう言って笑顔を見せてくれた
その笑顔を見たとき悲しみと怒りが吹っ飛んだ
だけどそこから決意が生まれた
もう悲しませない。そんな思いはもうさせない

り「ありがとう。おかげで吹っ飛んだよw」
ゆ「ならいいよwでもこの繋ぎ方は・・・」

そう言うと結衣が繋いでいる手をジーと見ていた

ゆ「さすがに恥ずかしいんですけど・・・」
り「離さないよ」
ゆ「えっ」
り「また逆ナンされたら困るもんw」
ゆ「ま・・まぁねw」

本当は繋いでたくてしかたないだけだけどね///

り「でも今日はもう遅いから帰ろうか」
ゆ「う、うん」
り「・・・結衣?」
ゆ「な・・なに?」
り「・・・・今日の帰りの間手を繋いだままでいい?」
ゆ「別にいいけど・・・」
り「ありがと」

自然と繋ぐ手が強くなった
手と手が触れ合っている部分が妙にあつく感じる
全然落ち着かない・・・////心臓がうるさくて仕方がない
ずっとこのままがいいな・・・
そんな風に思いながら俺は帰っていた
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