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第5章 動物園


そして結衣と手を繋いだ・・・恋人繋ぎで

り「すいません!今デート中なんで!」
ゆ「えっ」

そう言って歩きだした。女性達はポカーンと言っているような顔で見ていた
無言のまま少し歩いて、ただ自分に対して怒りをぶつけていた

結衣に悲しい思いをさせた。楽しい思い出にさせるとか言っておいて
なんだよ。このありさまは!
きっと結衣だって怒ってるよな・・・泣いてたりしたらどうしよう・・・

チラッと結衣を見てみる
結衣は意味がわからなく少し戸惑っていた
でもそんな姿もかわいいな///
ってなに考えてんだよ!!!

り「ごめんな。辛い思いさせて」

そう言うと足が止まった。謝った瞬間にいろんな気持ちが動いた
でも一番に思ったのは



          結衣が好きだ



ただ好きなんだ。女子にこんな思いをしたのは初めてだ。
人目惚れしたあの日からだんだん気持ちが強くなっている
そんな結衣が欲しくて・・・一緒にいたくて・・・
でもそんな結衣を傷つけた・・・
最低だ・・・俺・・・

ゆ「あのさ・・・自分をせめすぎなんじゃない?」
り「えっ・・・?」
ゆ「私は全然大丈夫だよ。どっちかというと龍の方が悲しい顔になってる」
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