• テキストサイズ


第5章 動物園


そして帰りのバスも降り、帰り道
結局あの後、結衣と早川には会わなかった。
もちろんクラスの女子達にも。まぁ、会いたくないけど。
あんな風に言われたら怒りもわいてくる。
でも、その怒りも時雨が押さえてくれた。助けてくれたことはとても感謝してる

な「今日はありがとう」
し「あぁ」
な「もしあのまま時雨と会わなかったらせっかくの動物園が台無しだったよ!w」
し「・・・無理すんじゃねぇぞ」
な「え?なんで?」
し「お前のことだ。自分を犠牲にしても相手を守るやつだろ。泣きたい時は泣け。無理をすんな」
な「・・・うん。ありがと」

そんな話してたら時雨のこと見れないなぁ・・・w
そんなこと思い、ふと公園を見て見ると・・・・
ベンチでいちゃついてるカップルがいた。
はぁ・・・。手なんか繋いでる・・・。なんかこっちも見るのが恥ずかしいな///
そう思っているとそのカップルがいきなりキスをし始めた
なっ・・・///////キスしてるぅ!!!!????//////
あの人達、私達いるの気づいてるよね!?///わかってるよね!?////
なんで今なんだよ!!!//////なんで見せつけるんだよ!!///////

し「なに赤くなってんだよ」
な「え!?////あ・・・いや・・・・//////」
し「・・・あぁ。気にしなければいいだろう」
な「いや!するでしょう!!////私、ファーストキスもまだなんだから!!///」
し「知らねぇよ」

だ・・だってぇ・・・///時雨はしたことあるからそんなこと言うんだよ!///
・・・キスってどんな感じなんだろう。時雨はどんな風にしたんだろう・・・///
そう思うと少し胸が痛くなった。
あれ?なんで痛くなったの?風邪?
そう思っていると私の家に着いた。着いちゃった。

な「今日はありがと。じゃあ・」
し「奈緒」
な「ん?」

私は時雨の方を見ると、頭の後ろに時雨の手がまわった
そして、私の唇に感覚があった。
時雨の唇が触れて、私達はキスをしていた。
私は理解するのに時間がかかった。

え・・・?キ・・キス!?///////

な「ん――――」
し「・・・」

私は時雨の服をつかんでいた。でも、抵抗はしなかった。
ただ、どうしていいかわからなくて・・・
つかんでいる手の力が強くなった。
/ 69ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp