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第5章 動物園


午前中なんて早川と少し話した程度だし、時雨とはほとんど話してないし・・・
別にどうでもいいじゃん・・・私には関係ないじゃん・・・
でも、なんでだろう。なんで悲しいとか思ってんの?
つらいとかイヤとか・・・私には関係ないのに。
なんで・・・?

女子4「奈緒ちゃんもいいでしよ?」
な「えっ」

そうだよ。関係ない。人数が増えるだけじゃないか。

な「私は全然大丈夫だよ!人数多い方が楽しいと思うし!」
ゆ「奈緒、いいの?」
な「うん」
ゆ「そっか。奈緒がいいならそれでいいけど」
女子1「じゃあ、さっそく行こ!!」


女子5「ウサギ、かわいいね!」
女子3「九頭龍くんはなんの動物が好き?」
女子2「龍くんはかわいい動物は好き?」
女子7「ほら!ウサギに触ってみようよ!」
女子6「かわいいね!!」

さっきからこんな感じだ。完全に追い出されている。
人数が増えたと言うより減った。でも、結衣がいてくれる!
寂しいなんてことはない!!・・・・寂しいなんて

ゆ「奈緒?大丈夫?」
な「・・・えっ?なに?」
ゆ「どうやら大丈夫ではなさそうだね。元気出せ!」
な「結衣ぃ」
ゆ「気にすることないからね?」
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