第1章 幸せのかたち【伊黒小芭内】
『あぁんっ…あん…おばな、さっ…ひ、あぁっ…』
腰を少しずつ激しく打ち付けると、豊満な胸が大きく揺れる。
「あぁ、椿姫…」
揺れる胸の飾りを摘むと、甲高い甘い嬌声が上がる。
それに比例するように、蜜壺がうねうねうねり、男根をぎゅうぎゅう締め付ける。
「っ…締めすぎた、椿姫…っ」
『あぁっ…わかっなぁ…っ!』
俺は吐精感が迫ってきた。
「椿姫っ…奥に出して良いか」
『んんっ…奥っ、に、いっぱい…くださっ、あんっ…いっ』
快感に支配されつつある椿姫は、目に涙を溜めて、口の端から唾液を垂れ流し、シーツをぐしゃりと掴む。
俺はその様子に親指で蕾を擦るように撫でた。
『ひっ…!あ゛ぁっ…!!』
椿姫は大きすぎる快感に大きく背中を仰け反らせた。
『〜〜〜〜っ!!』
ビクビク痙攣しながら、奥を擦るように男根を突くと、先程より強く締め付けてきた。
『ひ、ああっ…ああんっ…』
俺は腰をギリギリまで引き、奥に勢いよく打ちつけた。
椿姫の身体は先程までの痙攣とは比べ物にならないくらい、大きくガタガタ痙攣し、蜜壺をぎゅうぎゅう締め付けた。
『っ!?〜〜〜〜〜っ!!』
俺はその快感に、熱い液を奥にこれでもかと注いだ。
「っ……!…はぁ…はぁ…椿姫…?」
椿姫は身体をピクピク痙攣させながら、気を失っていた。
男根を抜くと、どろりと白い液体と一緒に血が混ざっていた。
「…初めてだったのに、無理をさせたな…すまない、椿姫」
俺は涙と唾液と汗でぐちゃぐちゃになった椿姫の頬に、優しく口付けをした。
その後、簡単に体を拭き、浴衣を着てから椿姫の身体をタオルで拭き、新しい浴衣を着せる。
シーツを汚したのもあり、新しく敷布団を敷き、椿姫を隣へ移した。
汚れたシーツを引っ剥がし部屋の隅に投げると、椿姫の隣へ入り、椿姫の寝顔を見る。
椿姫の頬はゆっくりと赤みが引いてきていて、呼吸も落ち着いている様子だ。
「椿姫、愛してる」
そう言ってから、唇に触れるだけの口付けをし、眠りについた。
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