第16章 無人島性活を始めましょう♡ ❄︎【炭治郎・無一郎】
無一郎と椿姫は、ふたりで洞窟の外へ出てセックスをしている。
俺は子どもたちを見守り、起きたらあやす当番だ。
これは当番制で、1日おきで交代している…と言っても、毎日セックスしているわけではない。
今日の子どもたちは夜泣きもせずにいい子に眠っている。
俺の子どもも、無一郎の子どもも分け隔てなく育てている。
俺に似ている息子、椿姫に似ている俺の娘…
無一郎に似ている娘、椿姫に似ている息子…
あげたらキリがないくらい、みんなに似ている。
ただ、ひとつあげるとするのなら、男の人数が圧倒的に多いこと。
毎年のように子どもが増えているのに、女の子はあまり増えないのだ。
俺たちの子どもはそれぞれ4人ずつ。
うち、女の子はひとりとふたり。
男の子の遺伝子が強いのだろうと無一郎と椿姫と話した。
と、ぼんやりと考えていると無一郎と椿姫が戻ってきた。
『ただいま。子どもたちは大丈夫だった?』
椿姫は俺の隣に腰掛けた。
俺は椿姫の腰を抱くように腕を回し、
「あぁ、問題なかったよ。気分転換できたか?」
と聞くと、椿姫はほんの少し頬を赤く染めて
『あ、うん。できたよ、ありがとう』
と微笑んだ。
無一郎は意味深げに笑うと、
「そっか、"気分転換"できたのならよかった。また"気分転換"しに行こうね♡椿姫」
と言うと、椿姫はあからさまに視線を逸らした。
『な、んのことかな?』
「ふっ、じゃぁ次は俺との"気分転換"について話し合おうか」
と、ぐっと強く腰を抱くとびくんっと腰を揺らした椿姫が頬を赤くしてこちらを見た。
「ふふっ、可愛い顔をしてる」
俺は椿姫の唇にキスをすると、椿姫は俺の顔を見上げた。
あぁ、俺は愛する椿姫や無一郎、たくさんの子どもたちに囲まれて幸せだなぁと改めて思った。
「ほら、今日はもう遅い。早く寝ようか」
俺はそう言って椿姫を促すと、椿姫は子どもたちのいる寝床へと向かう。
俺と無一郎は洞窟の入り口に違い場所に向かい合うように座り、そのまま瞼を閉じた。
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