• テキストサイズ

【鬼滅の刃】雪夜の花【短・中編集】

第16章 無人島性活を始めましょう♡ ❄︎【炭治郎・無一郎】



「ただいま、炭治郎。あ、まだ椿姫は寝てるんだね」

あれからどれくらい経ったのか分からないが(体感では30分くらい)、無一郎が濡れた髪の毛をタオルで拭きながら戻ってきた。

「おかえり。うん、まだ寝てるよ」

「一晩、抱かれ続ければこうなるよね…炭治郎も身体洗ってきなよ」

無一郎はそう言った。
俺は着替えとタオルを手に持ち

「じゃぁ行ってくるから、椿姫が起きたらよろしく頼む」

「うん、大丈夫だよ」

無一郎に見送られ、俺は湧き水のある場所へと向かった。

湧き水の近くには無一郎が洗って干したタオルや服、動物の皮が干されていた。

俺は服を脱ぎ、それを何度かもみ洗いを繰り返し固く絞って日向に干した。
それから身体を綺麗に洗い、何度か身体に水をかけた。

「冷た…」

冷たい水にも慣れてきたため、水浴びすることは何ら問題はない。
女の子である椿姫に冷たい水浴びを強いるのは問題があると無一郎とも話し合った結果、椿姫が身体を洗うときはお湯を沸かし、水で熱さを調整することにしたのだった。

最初は遠慮していた椿姫だったが、

「女の子なんだから、身体を冷やすのは良くない」

と言い聞かせると、椿姫はそれに従うようになった。

身体を綺麗に洗い終えると、タオルで身体を拭き着替えて洞窟へと戻った。

❄︎

15分ほどで洞窟へ戻ると、無一郎が洞窟の近くで湧き水内の地下空洞から持ってきた桃のような植物を見ていた。

「ただいま。この植物、結構根が張ってきたな」

「おかえり。そうなんだよね。一晩くらいなんだけど結構根が張ってて、抜けなくなってるよ。これなら地上でも育ちそう」

「それならまた何本か取ってこないとな」

俺は濡れた髪の毛を拭きながらそう言うと、無一郎も肯定した。

「うん。近いうちにそこに行って持って来ようか」

俺たちはその場でこれからのことを話したのだった。

❄︎

/ 281ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp