第9章 水底に沈む❄︎【時透有一郎・無一郎】
あぁ…気持ちいい…
お腹の奥がぶるぶる震えて気持ちいいけど…物足りない…
早く…早く大きいのが欲しくてたまらない…!
そう思っていると、有一郎くんと無一郎くんの両手が伸びてきて、両胸に付けられたバイブをぎゅーっと押された。
『あ゛ぁっ…!』
胸の先端にぴったりと付けられて、ブラで固定されて先端が擦れていたのに、そんなに押されたらそれだけでイっちゃうっ!!と思うと同時に頭の中が真っ白に染まった。
少しの間の記憶がなくなっていて、目の前には天井が広がっていた。
有「盛大にイったねー、椿姫さん」
無「この辺びしょびしょだよ、椿姫さん」
身体をゆっくり起こすと、お尻や太ももが濡れていて冷たい。
それに、床も濡れているようで、ひんやりとする。
『あ…れ…?』
有「うん?どうしたの?」
無「少しの間、気を失ってたんだよ」
有「ほら、早く服脱いでよ」
無「媚薬の効果時間長めのやつだけど、そんなに時間ないよ」
有「効果が切れたらまた飲まそうよ。頻繁に飲んでるわけじゃないし」
無「今日、これで2本目だよ?椿姫さん飲んだの」
わたしは服を脱ぎながらその会話を隣で聞いている。
有「依存性ないし、問題なくない?」
無「もし飲ませるにしても、椿姫さんの了承を得てから!」
わたしはブラのホックを外し、腕からブラを外す。
ブラを取ると、両胸の先端に付けてあるローターは今は微動だにしていない。
気を失っているうちに止めたのだろう。
ローターを止めてあるテープが外れないように、片手で押さえながらショーツを脱いだ。
ショーツは愛液やおそらく潮を吹いたせいで、ぐっしょりと濡れていた。
蜜壺にはまだローターが入ったままだろう。
いつの間にか有一郎くんと無一郎くんがこちらを見ていた。
有「じゃぁ俺たちも飲んでしようか」
無「そうだねー」
彼らは2本ずつ、小さな瓶の中身をぐいっと飲み干した。
期間が空いたとき、激しく抱き合いたいときに飲む精力剤と、わたしが飲んだものより少し効き目の弱い媚薬。
これを飲むと彼らは普段から絶倫なのに、それに上乗せをするように手がつけられないほどの絶倫になり、ヘタしたら一晩中、抱かれ続ける。
普段セーブしているのをリミッター解除しているようだった。