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【鬼滅の刃】雪夜の花【短・中編集】

第9章 水底に沈む❄︎【時透有一郎・無一郎】



彼らはそれを飲み干すと、わたしの胸に付けたローターをテープごと剥がす。
そして、蜜壺に沈めたローターをずるりと引き出した。

 『んっ…あんっ…♡』

ローターをそのまま置くと、有一郎くんがわたしを抱き寄せるとキスをする。
触れるだけのキスからどんどん深く絡まり合い、口内を味わうように上顎や舌、そして歯列をなぞる。

 『んっ…ふ、ぅ…』

合わせた口の隙間からくぐもった声が漏れる。
無一郎くんはわたしの後ろから抱きつきながら、左手を胸に、右手をくびれをなぞり、そのまま下に滑らせるとぐっしょりと濡れた秘部へ手を滑らせた。
無一郎くんの指先はつつ…と上から下へ、下から上へと蕾を優しく、そしてゆっくり撫でた。

 『んんっ…は、あぁ…っ』

わたしは塞がれた口の隙間から呼吸をしようとするが、それをさせまいと有一郎くんの唇と、舌が邪魔をする。
身体はびくびくと震え、頭がぼんやりと白んでくる。

 『ん゛んっ…あぁ…っ〜〜〜!?♡』

わたしはもう何度目か分からない絶頂を迎えた。
そこで初めて、有一郎くんは唇を離してくれた。

 『は、ぁ…あぁっ…はぁ…♡』

絶頂の余韻を残しつつも、無一郎くんがいつの間にか向かい側にいて、今度は無一郎くんがキスをしてきた。

 『んんっ♡ん…ぅ…』

今度は有一郎くんが後ろから抱きつき、太ももを撫でながら上に手を滑らせるとそのまま秘部に指を滑らせた。
そのまま蕾に指を滑らせると、蕾を指で潰すように撫でる。

 『っ!?ん゛んっ…♡っ〜〜〜♡』

その刺激でわたしはまたイってしまう。
媚薬の効果が強いらしく、普段よりかなり早い段階でイってしまう。

呼吸がままならないのに口を離してくれない有一郎くん、イっていても指を離してくれない無一郎くん。
足がガクガクと震え、足の力が抜けてきた頃やっと唇と、それに合わせて蕾から指を離してくれた。

 『あ、あぁ…っん…はぁ…ぁ』

彼らに支えられたまま、わたしは荒い息を整える。

有「椿姫さん、へばるの早すぎるよ」

無「そうそう、夜はこれからだよ?椿姫さん」

彼らの表情は可愛い顔をした悪魔のように見えたのは、おそらく気のせいではないはずだ…

❄︎

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