第9章 水底に沈む❄︎【時透有一郎・無一郎】
(有一郎視点)
椿姫さんはぎこちない動きをしながら、室内プールの近くまで来た。
『は、ぁっ…はぁ…んっ…ふぅ…』
時々、身体をビクビクと震わせながらも懸命に歩いている。
遠隔ローターのスイッチをオフにすると、
有「椿姫さん、よくここまで頑張りましたね」
無「じゃぁ早速、更衣室に行こうか」
そう言うと、椿姫さんの両側から手を繋ぎ歩き出す。
椿姫さんは荒い息を繰り返しながら、手を引かれるまま着いてくる。
室内プールの出入り口の鍵を開けて中に入ると、内側から鍵をきっちりと閉める。
有「あ、椿姫さん。予備のプールの鍵も持って来たよね?」
無「誰かが入ってきたら大変だからね」
俺たちがそう言うと、椿姫さんは恍惚な表情を浮かべながら頷く。
「「椿姫さん、いい子だね」」
両側から頭を撫でると、更衣室に向かう。
普段は男女分かれるのだが、いまは貸し切り状態で恋人同士の関係だ。
椿姫さんの手を引きながら、男子更衣室に向かう。
有「ほら、椿姫さん服脱いでね。あ、着衣エッチするのがいいならそれでもいいよ。先生の椿姫さんといけないことするのも」
無「それもありだね。椿姫さんの下着ぐっしょり濡れてるから、脱いでも脱がなくても変わらないし」
俺たちはそう言うと、椿姫さんは
『…着てるのも良いけど…んっ…脱いでる方が好き…なの…』
と、震えながらそう言った。
有「じゃぁ自分で脱げるよね?」
無「あ、胸についてるローターは外しちゃダメだよ」
有「もちろん、ココに入ってるのもね」
俺はそう言うと、何事もないような顔で蜜壺に収まっている遠隔ローターのスイッチを入れると強さを強にする。
『あぁっ♡んっ♡あぁ…!や、だぁっ♡』
椿姫さんはその振動に身体をビクビクと震わせているのを横目に、俺と無一郎は服を脱ぎ始める。
残すのは下着だけになり、椿姫さんの方を見るとへたり込み身体を震わせていた。
『あ、あぁっ♡は、あぁっ♡』
有「椿姫さーん、早ぐ脱ぎなよー」
無「そうそうー、早く脱いでよー」
俺たちは椿姫さんの背中を指で撫でたり、胸の飾りに付いているローターを指で押した。
❄︎