第9章 水底に沈む❄︎【時透有一郎・無一郎】
(無一郎視点)
部屋に戻ると椿姫さんは普段と変わらない様子だった。
有「もう抜け切ったんだね?」
『あ、媚薬のこと?うん、シャワー浴びたからかな?』
無「それは関係ないと思うけど…そろそろ時間切れだったからね」
有「切れてても切れてなくても、追加で飲ませる予定なんだけどね」
有一郎はそう言うと、その両手には強めの媚薬と精力剤が数本握られていた。
無「椿姫さん、僕たちの口移しか自分で飲むか」
有「どっちが良いか選んでよ、椿姫さん」
僕たちはずいっと椿姫さんに寄ると、椿姫さんは視線を彷徨わせた。
『え…っと…あの…』
有「判断が遅いよー」
無「じゃぁ僕たちの口移しで飲もっか」
僕は媚薬を口に含むと、少しだけ身長の高い椿姫さんの腰を寄せるとキスをするように媚薬を口の中に流す。
しばらく口内を舌で味わうように撫でまわし、口を離すと椿姫さんはそれだけで恍惚な表情を浮かべていた。
1番強い媚薬を椿姫さんに飲ませているのだから、そうなるのも当たり前だ。
無「あーぁ、もうそんな顔して。まだまだ夜は長いよ?椿姫さん」
そう言うと、有一郎も媚薬を口に含み同じように口内を撫で回す。
媚薬がなくなるまで椿姫さんの口内を交互に味わったのだった。
後半になるにつれて、椿姫さんはキスだけでもイっているようで、ガクガクと足が震え、その場に座り込んでしまった。
有「これくらいでへばるなんて言わないよね?椿姫さん」
移動する前に昼間持ってきていた遠隔ローターを取り出すと、椿姫さんのショーツをずらす。
『あぁっ♡や、らっ♡』
ショーツの上からでも、ぐっしょりと濡れているのはわかったが、蜜壺からは蜜が溢れ、ひくひくとひくついているのも見えた。
有「椿姫さん、変態だね」
無「あ、また濡れてきてる」
そう言いながら、遠隔ローターを濡れそぼる蜜壺につぷりと入れる。
それだけでも椿姫さんは腰を揺らしながら、背中を反らすとビクビクとイっていた。