第8章 令和時代からこんにちは【伊黒小芭内】
わたしは小芭内さんの手で呆気なくイってしまった。
こっちの小芭内さんと、令和の小芭内さんの攻め方がほぼ一緒だった。
小芭内さんは元からエッチが上手なのかも…そう思った。
『んっ…はぁ…本当は小芭内さんのもイかせたいのだけど、椿姫さんもそろそろ限界みたいだし…』
わたしはそう呟くと、
『椿姫さーん、動けますか?動けるならお布団のところに移動しましょうか。ダメなら、小芭内さん移動させましょう!』
椿姫さんを見てから小芭内さんを見た。
椿姫さんは動けないようだったため、小芭内さんに移動させてもらった。
小芭内さんには、椿姫さんの足元に座ってもらい入れる準備をしてもらう。
『じゃぁやっちゃいましょうか!小芭内さん!』
わたしはそう言うと、小芭内さんは小さく「…あぁ」と言った。
「椿姫…流れとはいえこうなることを嬉しく思ってる。…椿姫、入れるぞ」
椿姫さんにそう言うと、椿姫さんは小さく頷きぎゅっと枕を握った。
小芭内さんの男根と、椿姫さんの蜜壺が擦れ、ぐちゅぐちゅと音が部屋に響く。
小芭内さんはぐっと蜜壺にそれを沈める。
ぐちゅっと音がすると同時に、
『ゔっ…あ゛…』
椿姫さんが小芭内さんの腕を掴み、爪を立てる。
「椿姫…少し力を抜いてくれないか…っ…呼吸を止めるな、呼吸をするんだ」
小芭内さんは動きを止め、椿姫さんにそう言う。
椿姫さんは、はくはくと口を動かすも上手く呼吸ができず目に涙を浮かべていた。
小芭内さんはその様子を見て、椿姫さんの顔に自身の顔を近づけるとキスをした。
椿姫さんはそれに驚きつつ、小芭内さんに身を委ねていた。
くちゅっくちゅっと合わせた唇の隙間から軟質な音と、椿姫さんのくぐもった声が聞こえる。
小芭内さんはゆっくり腰を沈めていく。
どれほど時間が経過したか分からないが、小芭内さんの動きが止まり、唇を離した。
「椿姫、全部入ったぞ」
小芭内さんは椿姫さんを愛おしそうに、頬を撫でて見つめていた。
『…本当ですか?』
椿姫さんも小芭内さんを愛おしそうに見つめていた。