第8章 令和時代からこんにちは【伊黒小芭内】
柚姫の舌先が、下から上に男根を舐め上げる。
時々、様子を伺うように口に含み上下に動かす。
「っ…」
『気持ちいいでしょ?小芭内さん』
柚姫が口を離し、そう言うと再度口に咥えた。
しばらくして口を離すと、着ている服の釦を外し始めた。
『ちょっと暑くなってきちゃった』
釦を外し終えると着ているシャツ類を脱ぎ、その場に無造作に置く。
そして下に履いているスカートのホックを外し、スカートを下に落とす。
その下には見慣れない肌着を着けていた。
『こっちの時代では珍しいものなんだよね、コレ。椿姫さんも着けてないし』
そういうと肩紐を少し伸ばし、そのままを手を離すとぱちんと肩に戻った。
椿姫の様子を伺うと、まだ横になったままほんの少し荒い呼吸を繰り返していた。
『椿姫さんの体力が戻るまで、わたしと遊びましょうか。小芭内さん』
柚姫はそう言うと俺に近づき、しゃがむと男根を口に含んだ。
「柚姫っ…やめろ…」
俺は抵抗しつつも、その気持ち良さに抗えなくなりつつあった。
『ダメですよ、小芭内さん。奥手な小芭内さんと椿姫さんは、いつまで経ってもこういう関係にはならなさそうですし。ここはわたしが一肌脱がないと』
口から男根を離すと、そう言った。
その間にも男根を上下に動かしていた。
『椿姫さん、落ち着きました?落ち着いたら一緒に小芭内さんを気持ち良くさせましょ?』
椿姫はその言葉にぴくりと反応すると、そろそろと身体を動かす。
中度半端に着ている隊服をそのままに、こちらを見た。
椿姫はどこか色っぽい表情を浮かべていた。
紅潮した頬、潤んだ瞳、汗で頬に張り付く髪の毛、隊服でかろうじて隠れている放漫な胸の飾り…
その全てが目の毒だと一瞬思ったが、その一瞬で男根に血が集まるのがわかった。
『あらあら…小芭内さんも身体は正直ですね』
柚姫がそう言うと、椿姫を見た。
『椿姫さん、それ脱いでこっちに来てください。全部ですよ、全部』
そう言うと柚姫は立ち上がった。
❄︎