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月神の恋人 拾遺 【鬼滅の刃 黒死牟 R18】

第1章 ※契り※


蕾を唇で愛撫したまま、黒死牟は指をキリカの花弁に潜り込ませる。中を緩く擦り上げては、熱く蕩けた感触を悦しんだ。

「・・・はぁっ・・・、んっ・・・」

キリカが身体をひくんと震わせた。淫らな喘ぎが止まらない。綻んだ花弁は物欲しげに蜜を溢れさせるばかり。

ひとしきり、キリカの胎内の感触を堪能すると黒死牟は指を最奥まで押し込んだ。哭き所を擦りつけるように掻き回し始める。

「あっ・・・、ん、んんっ・・・」

白い喉を晒したキリカが喘いだ。指の動きに合わせて、自らも腰をくねらせる。はしたないと分かっていても止められない。

胎内を浅く深く、時に激しく。キリカの哭き所を知り尽くした黒死牟の指の動きは技巧を極めていた。

「・・はっ・・・、あんっ・・・」

与えられる快楽を余さず享受しようと、黒死牟の指に花弁が絡み付く。蜜が零れ、濡れた水音に肌が熱くざわめいた。

「あぁっ・・・、あっ・・・」

蕾を、じゅうっと強く吸われ、胎内の哭き所を強く擦られ、昂りきったキリカは再び達した。

「キリカ・・・、そんなによかったのか・・・」

薄く笑った黒死牟がキリカの胎内から指を引き抜いた。とろりと奥から蜜が溢れてくる。

「そんなに感じでいては・・・、身がもたぬぞ・・・」

言って、キリカの顔を覗き込んだ。

「・・・さま・・・」

「どうした・・・?」

己を呼ぶ、かそけき声に黒死牟は耳を傾けた。

快楽の余韻に浸るキリカは惣闇色の双眸を潤ませたまま、黒死牟を見上げている。

「巌勝様・・・」

再び、キリカは黒死牟を呼んだ。誘うように。

「キリカっ・・・」

黒死牟が狂おしくキリカの名を呼んだ。固く屹立したものをキリカの花弁に沈めていく。

「はぁっ・・・。あ、ああっ・・・」

奥の奥まで満たされ、キリカの花弁は歓喜に震えた。咥え込んだ黒死牟のものに、いやらしく絡み付いては締め付ける。

「お前の中は・・・、温かいな・・・」

呻くように呟くと、キリカの腰を抱え直した。互いの腰をぴたりと密着させると律動を開始した。

「んぅっ、あぁっ・・・」











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