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【ハイキュー!!】排球人生死愛箱【ハッピーシュガーライフ】

第11章 私がこの世に産み落とされた日


首を傾げる黒尾は何か分かっていないようだ。孤爪は水を飲みながら、食べ物に夢中になる。
ご飯を食べ終わって、#れいか#の前にケーキが運ばれてくる。二人からのバースデーの歌を歌ってもらい、蝋燭を吹く。

「願い事した?」
『勿論』
「何にしたんだよ」
『言ったら叶わないの』
「えぇ〜」

気になるけどなぁ、と言いながら黒尾はオレンジジュースを飲み干した。

「あ、#れいか#。あーん」

黒尾は前にあるケーキにフォークを刺し、#れいか#の口の前まで運ぶ。#れいか#は遠慮なく前にあるケーキを口に含んだ。その様子を見た孤爪が自身の前にあるケーキを黒尾と同じように刺し、#れいか#の前に運ぶ。

「あ、あーん……」
『ふふ、あーんっ』

少し恥ずかしかったのか顔を火照らせながらする孤爪のフォークについてあるケーキを口に含んだ。

「#れいか#は甘いもの好きだもんな」
『ふふ、うんっ』

いつもより輝きのある瞳。紫の瞳が一瞬ピンク色に変わったように見えた孤爪だったが、瞬きをするといつも通りの瞳に変わっていた。

「あ、雪」

黒尾がベランダの方を眺めながら言った。その呟きに#れいか#も孤爪も自然とベランダの方を向く。ご飯や会話に夢中になっていたからなのか、雪の存在には気が付かず、雪は積もっていた。
しんしんと静かに降る雪を見て、黒尾は立ち上がり、外に行こうと言い始めた。黒尾はは早く見たかったのか、制服のまま外に出る。後からついていく#れいか#と孤爪には、黒尾母が手袋とカイロを渡してくれた。後に黒尾に渡すように、手袋は全部で六個だ。

『クロ。はい、手袋』

#れいか#が外に出て黒尾に手袋を渡す。黒尾はお礼を言い受け取ろうとするが手を止めた。不思議そうに見る#れいか#を見てニヤリと笑えば、黒尾は#れいか#を抱き締めた。
肩下に#れいか#の顔が当たり、#れいか#は抱き締め返さずなにしてんの、と聞く。黒尾が口を開けようとすると、何か#れいか#の肩の方に降ってきた。

「研磨ァ……てめぇ……」
「#れいか#に触らないで。てか早く手袋しなよ」
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