第7章 ※なつき度MAX
「やっぱまだ痛むか?」
少し心配になってそう聞くと、また違うと首を振って、懇願するように抱きついてきた。
「じゃあ無理じゃねーな」
「…あ、だめっ動か…ああッ!」
膝を立てて下から奥まで突き刺す。
「入ったけど?」
耳元で意地悪く囁けば、ナナの中がきゅうんと締め付けてくる。無意識なのか、耳で感じてんのか分かんねーけど、ますます虐めたくなってきた。
「ほら、身体起こせ」
肩を掴んで馬乗りにさせる。胸を腕で隠そうとするから即取っ払う。下から見上げるウエストのライン、胸の膨らみ、鎖骨、恥じらう顔……。ヤバい、見てるだけで更に固くなってきた。
「…どうすればいい?」
「自分で気持ちいいように好きに動いてみろよ」
オレの言葉に、ナナは困ったように瞳を潤ませた。
「グリーンみたいに上手じゃないよ…」
思わぬところで褒められたけど、それで許すほどオレ様は甘くない。
「んじゃ、練習な」
下から両手で胸を包んで揉みしだくと、ナナの身体がぴくりと揺れ、また中の締め付けがキツくなる。不意打ちの刺激に思わず喉の奥で息を漏らした。
「…ッ、腰、上げろ」
「ん…」
「…動いてみろ」
ナナはぎこちなく腰を揺らし始める。少し上げて、ゆっくり下ろす。そんなゆるやかな刺激は、射精には至らなくても、気持ち良さが持続して、より長く繋がっていられるから悪いもんじゃない。