第7章 ※なつき度MAX

夢中になって胸にしゃぶりつきながら、指を下着の中に滑り込ませる。熱くトロトロになったそこは、指をやわらかく咥え込んだ。初めての時よりキツくはないけど、このまま挿入はまだ痛がりそうだ。

少し指を動かしただけで、ヒダが絡みついてどんどん奥に吸い込まれる。早く挿れたいという衝動を堪えて、指でナナの中を優しくほぐす。

ぐるりと掻き混ぜてみる。粘膜の壁を押せば、ある角度でひくんとナナの腰が引いた。

「ここ、好きだったよな？」

「…はずかしいから…言わ…ないでっ…」

くい、と指で壁を押せば、ねだるように指を締め付けてくる。

「あ…んッ」

エロい声で反応しやがって。こっちはとうに我慢の限界を超えてるっつーのに。

けど、ナナの身体を傷つけたくないし、中でイケるようになるには、慣らした上で恐怖心を取っ払ってやらないと難しいだろう。

……この前は前戯でイッてたし、指で中イキの練習してみるか。

「腰上げろ」

「…？」

言われるがまま、腰を上げたナナの服と下着を一気に下げる。そして顔を下半身に移動させたら、案の定抵抗してきた。

「ダメッ！やだやだ！シャワー浴びてないから！」

「浴びてても浴びてなくてもどうせダメだろ」

「そう！いつもダメ！だから今もダメ！」

「ここまでしてんだから今更気にすんなよ」

「やだっ、やだぁ！」

コイキングのように膝をバタバタさせてはねている。当然、はねるだけだからオレにダメージはない。

なんでこんなに抵抗すんだか。

そりゃあいきなり始めたのはオレだけどさ、シャワー浴びていないのってそんなに気にするもんなのか？

むしろオレが全部平気だと分かったら、ナナはもっと安心して行為に没頭できるかもしれない。

と、身勝手で強引な結論に至り、嫌がるナナを無視して太腿を掴んで開いた。