第4章 カフェ
「あ…」
店内にいたスタッフは入学式の際に案内係をしていた生徒だった。
「いらっしゃいませ、では案内いたしますね」
「…四季ちゃん、すごい混んでるね?」
「う、うん。ビックリした」
「(クスクス)新入生ですよね?ここは初めて来ましたか?」
「「は、はい!」」
「今日はちょっと混んでて…せっかく来てくれたのにごめんね?」
「い、いえ。大丈夫ですっ」
ニッコリと微笑んだ七瀬に四季は戸惑いながら返事をした。
「じゃあ、こちらへどうぞ。メニューはこれに書いてあるから。今、お水とおしぼり持ってくるね」
そう言うと、七瀬はキッチンらしき場所へと歩いていった。
「四季ちゃん…受付の人…先生だと思う?」
「そんな気がする。背広だったし…」
「なんだか、無口そうな先生だったよね。私、ちょっと怖かった。そういえば、案内してくれた人、あの人って、入学式の時に壇上にいた人だよね?」
「確か七瀬彰先輩…だった…かな?」
「うん、当たり」
「っ!!?」