第4章 カフェ
既にパジャマに着替えていた海藤だったが、そそくさと私服に着替え始めた。
「本当に行くの?」
「私も気にはなってたんだよね。それに、私もちょっと聞いたんだけど、ケーキとかも美味しいらしいし…」
「そうなの?じゃあ、せったくだし行こっか」
四季も準備をし、海藤と一緒にカフェへと向かった。
「えっと…ここだよね?」
海藤と四季は男子寮近くの別館の前で足を止めた。
そこには歴史を感じさせるような木造の扉に、ショーウィンドウから覗く店内には木製のテーブルや椅子が並べられていた。
客も満席といかないまでも、6割ほど埋まっていた。
「レトロな感じとは聞いてたけど、本当にレトロだねー」
「そうだね、雰囲気も落ち着いてるし、人気なのも分かるかも…」
「じゃあ、入ってみますか!」
そうして、二人はカフェへと入っていった。