第117章 ●あとに書くもの●
— あとに書くもの —
長かった「引き金をひいたのは」も、無事に終幕へと至りました。長かった分、詰まっている思いも他作品よりもてんこ盛りです。
しかしここでは、 比較的 軽めにまとめたいと思います。拙作への滾る愛がこもった後書きは「掲示板」の方にアップ済みでございます^^
休み休みながらも、3年近く触り続けてきたこの作品。約3000ページにも渡るラストを書き終えた瞬間、まず最初に思ったこと それは…
「あ、終わった。ほんまに。長かったなぁ。もう私の生涯で、これほどまでの長編を書くことはきっとないだろう」
でした!笑
なんか、ちょっと儚い感想だなと自分でも思います。もっとこう、終わったーー!やり切ったぞヤッターー!みたいな、環並みの感想になると予想してたんですけどね。
この作品に手をつけ始めた当初は、落ちの相手もラストも決まっていませんでした。作品を書き進めながら、設定年表を作りストーリー練って。と、ラストまで駆け抜けました。
自分は、めっっちゃ面白い未完作品よりも、面白い完結作品を好みます。ですので、完結させるということには かなり重きを置いていました。そこは目標達成ということで、いま心底ほっとしています。
基本的には、自分の書きたいことを詰めに詰め込んだ作品となりました。「自分が楽しめる作品を書く」それをモットーにしているのですが、それでも外に公開しているわけですから、読者様の反応もやっぱり少しは気になるもの…
特にドキドキして書いた部分が、2箇所あるんです。
・物語後半での、恋人を変更したこと
・虎於が楽の前で、夢主に◯◯するシーン
ここです。結果的にクレームというか、否定的なお声を貰うことはなかったので良かったです(肯定的な声も特段なかったんですが笑)