それでも私はかの君を愛してる【twst・ハリポタ】
第3章 見せつけ見下す
何度先に達したかわからない。
それでも蜜壷はヒクヒクと更なる快感を求めて、レオナの自身を締め上げた。
お互いの肌が汗ばんで、密着すればベトベトしたが、それすら興奮を煽る。
レオナの大きな手がスノーの足をもちあげ、その真っ白な足のこうをべろりと舐め上げる。
くすぐったいような、甘ったるい刺激に、熱が止まらない。
「アッ…ふぁ、レオ、ナ…あぁぁぁあ!」
スノーは必死にレオナの背にしがみつく。
レオナのもう片方の腕は、快感から無意識に逃れようとするスノーの腰を抑えつける。
そして、逃げるな、と言い聞かせるかのように、力強く最奥を突き上げた。
「やぁぁぁッ……ーーー!!」
「ッハ…!いい声だ…!
オラっ、1回出すぞ…!!」
スノーの好みに合わせて動かされていた腰の動きが、彼が達するための抽挿へと変わっていった。
激しすぎる快感の波に、だらしなくあいたスノーの口からはひたすら嬌声がもれる。
「あ、あぁぁぁあ、んッ…ふぁぁ……ーー!!」
あまりにも激しい快楽に、生理的な涙が浮かび、こぼれた。
それをレオナの熱い舌がすくいあげた。
「スノー…」
熱っぽく名前を呼ばれれば、更に身を焦がされる。
必死に伸ばした手を、大きな手で握られた。
指を絡め合い、唇を貪りあいながら、スノーは最奥にドロリとした熱を感じた。
その吐き出された精子の熱さで、脳が勝手に絶頂をむかえる。
最後の1滴まで求めるかのように、ヒクヒクと締め上げる。
全身がガクガクと震え、汗ばみ熱い胸板に力なくもたれかかれば、優しく頭を撫でられる。
ドロドロに甘やかされながらの絶頂に、脳内が沸騰してしまったかのように、何も考えられない。
「1回で終わりなんて言わねえだろ、スノー
もっと俺を求めろ…」
甘く激しい夜は、始まったばかりだ。