第14章 blooming
ー研磨sideー
穂波はイったあと、身体をひくひくと痙攣させてて。
前にもあったけど、まだ慣れない
一度抜いて様子を見ようと思ったんだけど
挿れたままがいいとか言う
ナカもずっとヒクヒクしてて締め付けもすごい
ぽわんととろけた表情に腰を動かさずにはいられない
どこに触れてもビクンと反応して
もうずっとかわいい顔をしてる
たまらずキスをするんだけど
ちょっと控えめに
舌は入れずにした
そしたらいきなり自分の腰を浮かせながらおれの腰を押さえて、
舌をねじ込んできて。
敏感になってるぽいし
控えめにと思ってた何かがぽーんと何処かへ飛んでった
舌に吸い付き、胸を弄り、腰をさらに押しつけるように動かした
ら…
『…あっ………』
甘い声を溢して
穂波は目を閉じたまま動かなくなった
「え…」
慌てて首筋に指を当てると ちゃんと脈打ってて
落ち着いてみると、心臓もとくとくいってるし
ちゃんと呼吸もしてる
…寝ちゃったの?
…気を失ってる?
そっと穂波の身体から離れ、
開いてる足を閉じさせてからブランケットをかける
一人がけのソファに座ってぼーっとする。
…すっごいかわいかったな
穂波の顔も声も身体も
かわいくてみてたくてつい、動いちゃった…
・
・
・
『……んー …………え?…』
20分くらいして穂波が目を開けた
「…あ、穂波」
『…あれ、わたし………え?…』
「気分はどう? 水飲む?」
『…ん? えーと …あ、お水。うん、お水飲む』
「…ん」
台所に水を取りに立ち上がる