第14章 blooming
だんだんとまた、規則的なリズムで腰が動き出す
律動が速度を増し、快感の波の間隔は短くなっていく
『…んんッ………』
根元深くまで挿れたまま擦りつけるように腰をぐりぐりと動かす。
わたしの身体ももっとといわんばかりに腰を浮かせくねくねと動いてしまってる
腿に添えてられてた手が移動して
小さく円を描きながら潰すように蕾を刺激する
胸を掴んでる手も親指で先端をこりこりとされ…
『……ぁんっ………』
身体中の力が抜けていく
…でも、研磨くんの腰の動きは止まらない
じっと目を見つめながら、奥をぐりぐりと刺激してから
また小刻みに奥をとんとんとノックするように動き出す
ついさっきイッたばかりの身体には
刺激が強すぎる…
『……けんまくッ…………』
小刻みに奥にあたる研磨くんの先っぽの感触と
蕾をこりこりと指の腹で転がされる刺激に
あたまがつーんとする
「…ん? なに?」
『…んッ …ダメッ………もーだめっ』
「だめ?」
『………んぁっ…』
短い会話をしてる間も
目を見つめられながら与えられる快感に溺れてしまいそう…
ほわんと開いたままの口に
研磨くんの指がはいってきた
根元までねじ込まれた指を
舌で押し出したり 吸い付いてまた根元まで咥え込んだり
あたまがくらくらなので あまり考えれない
目を瞑って なんとか指に集中しようとしてみる
「…穂波、目開けて。 こっち向いてて」
目を開けると 眉をしかめて 下唇を噛みながら
研磨くんが見下ろしてる
目があった途端、腰の動きがさらに速まる
「…ッ……」
『……あッ…………』
大きく腰を仰け反らせてまたイッてしまう