第14章 blooming
*裏(〜P548)
深く口付けながら、
研磨くんは片手でパジャマのボタンを外していく
もう片方の手は依然、太腿とお尻を撫でてる
…サテン地だからつるつるしてすきなのかも、と思うとちょっと微笑ましい
パジャマが開かれて下着の上に指が這う
カズくんいたから下着は着けてた
前にあるホックはすぐに探り当てられて器用に片手で外される
はらりと開けた胸元を確かめるように唇が離れる
肩にかかってるだけだったパジャマと下着を丁寧に脱がされ、上はもう裸。
着たままだったり、ゆっくり脱がされたり、
あっという間に脱がされたり…
意図してなのか、研磨くんは本当にいろいろと巧みでずるい
…意外とこれに関しては、なにも考えてないのかもなとか、思ったりもして。
研磨くんの上着に手をかけて脱がせる。
裸になった身体をお互い愛しむように見つめて、
それからもう一度口付ける
ぎゅうと背中に腕をまわすと
肌と肌が一層触れ合う
唇が離れ、首筋を舌が這いおりる
「…あ、穂波、おれ布団でもしたい」
胸元で動きが止まったかと思うと、いきなり。
『…あ、うん、部屋いこっか』
「…違う」
顔を上げて目を見つめられる
『…ん?』
「布団でもしたい」
『…ふとんでも、うん …ん?あ、布団でも。 …も………////』
「…ん」
『…んぁっ……』
いきなり胸の突起に吸いつかれて
もう片方は指でころころと弄られる
『…ぁ………』
手のひらで優しく揉んだり
舌で転がされたり、舐め上げられたり…
強弱、緩急…
全てが絶妙な具合で 感じすぎなほど感じてしまう
そして舌が胸から離れ
這い降りていく