第14章 blooming

控えめに舌を出すと
研磨くんの舌先がわたしの舌先に触れる



唇はぎりぎり触れなくって
舌だけを重ねて柔らかく動かす



…なにこれ　わざとなのかな
上も下ももっと欲しくなっちゃう




研磨くんの唇を奪おうと少し頭を浮かせるんだけど、
すーと逃げられた
手で押さえれないから…






「…ふ　笑　　かわいい」







研磨くんの手が太腿に触れたかと思うと
ぐっとM字に脚を開かれる







『…ンッ………ぁ…』








割れ目の横の膨らみを
研磨くんの唇がやわく挟む

そっと口付けたり、軽く吸われたり
唇のいろんなところを使って触ってくれる

その優しい柔らかさに
なんとも言えない恍惚感と
もっと欲しいという渇望が混ざり合う






ゆっくりと割れ目を濡れた舌が下から上へと舐め上げる






『…んぁぁ………』






小刻みに震わせたり、ベロッと大きく舐めたり… 緩急をつけて刺激される
気持ちいい…
ナカからとろとろしたのが溢れてくるのがわかる…







『…あっ……ッん………』






よく濡れた舌が蕾を捉え
巧みな舌遣いで弄ばれて
頭がくらくらする






指が割れ目を撫でたかと思うと
ずぷりと内側にはいってくる

根元まで深くはいってから
ゆっくりと入り口まで這い戻ってく

それから内側の壁のいいとこをそっと押す





蕾を捉えた舌の動きも
内側を刺激する指の動きも
だんだんと速く強くなって
快感の波が引くことなく
どんどんと押し寄せてくる






『…あっ……もうっ…』







蕾に吸い付くと同時に甘く歯を立てられる







あまりの快感に
ビクンと腰が跳ね、身体中の力がふわりと抜けていく