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【ハイキュー】   “波長”   【孤爪研磨】

第11章 暁





着替えてタオルで髪を乾かして
ストーブの前でゲームする。



薪を2本足しておいた。



あったかい。





『…あ、薪足してくれたんだ。ありがとう』




穂波もお風呂上がってきた。
風呂上りで顔がぽわぽわしてる







…今日夕飯なんだろう。

学校で何が食べたいか聞かれて
何でもいいよって答えたら
本当に何でもいいの?って言ってた。





『…研磨くん、今日ねすぐできるというか、作りながら食べるというか』





四角いホットプレートを机の上にセットしながら穂波が言う




もう、おいでってことだよね
ゲームを切り上げてテーブルに向かう




『お好み焼きにした。今日、無性に食べたくなっちゃって』




机の上にはホットプレートの他に
鰹節、青のり、マヨネーズとソース

かぶと人参のぬか漬け、五目大豆、ゴボウサラダも置いてある




『この辺つまみながら、焼けるの待とう?』

「…ん」

『…何か好きなトッピングとかある?』

「…いや、特にない。穂波は?」

『わたしも特にないというか、プレーンが好き。じゃ、とりあえず普通に焼くね』





熱されたホットプレートに油を敷いて
生地を落とす。綺麗な丸が2つ。
生姜漬けの刻んだの、天かす、豚肉を上に乗せる






『髪の毛に匂いついちゃうかな 笑』

「…かもね。別にいいけど」

『それでも作ってる時間も一緒にいたかったし、
先にお風呂入りたかったの』

「…ん、わかってるから」




今日、穂波はここに泊まってた数日間の中で
一番くっ付きたがりというか…
一緒に居たがってるのが分かる

…かわいいなって思う






『よし、ひっくり返すゾ』




ちょっと気合を入れたのかな
そう呟いて、裏返す





『もういいかな?いいよね』






皿に盛り付けて
ソースとかをかけて食べる






「わ。おいしい。ふわふわ」

『…ね、ふわふわにできた。 …あ、お味噌汁もあるんだった。
よそってくるね。研磨くん、ご飯いる?』

「…あ、ご飯はいい。お好み焼き食べたい」

『はーい』





湯気のたつ、里芋と人参の味噌汁。





穂波の作るものはなんでもおいしいけど
穂波の味噌汁は特に好き



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