第8章 栗と飴玉
『…ちょっと待ってね……』
ストーブのとこに置いてたグラスを取ってきて水を飲む
研磨くんも上体を起こし グラスを受け取る
飲み終えるかどうかのところで
研磨くんに跨る
『………もういい?』
肩に腕を乗せて聞く
「…ん」
グラスを取りに行ったときに
この間買っておいたコンドームをひとつスカートのポッケに入れた。
恥ずかしいからネットで頼んだやつ
ポッケから取り出して包みを開けて
研磨くんのに纏わせる
「………」
さっきのキスと
研磨くんにしてあげてるだけでわたしのはもうとろとろだ
なんて省エネなんだろ…
研磨くんのモノを自分に当てがう
「…も、いいの?」
『うん、欲しいの』
ゆっくりと腰を沈めて研磨くんのを全部受け入れる
『あぁ、はいった〜 研磨くん、好き』
さっき水を飲んだりで、ちょっと会話したから
色気も緊張感もないことを言って
お水を飲んだときのまま座ってる研磨くんに抱きつく
「…ん」
研磨くんも腰に手を回して抱きしめてくれる
そのまま片手が制服の中に入ってくる
その手はさわさわと素肌を這い上がり
ブラの上から優しく胸を揉み上げる
『…ん……』
胸への刺激で身体が思い出したみたいに
腰がゆっくりと動き出す
キス、したいけど
研磨くんの咥えた後だし、
研磨くん嫌かな…とかそんなことを考えて
首筋にキスをする。
この体勢、奥も壁も外の蕾もぜーんぶに当たって気持ちい…
『…あっ……』
わたし、勝手に腰を動かして、
勝手に気持ちよくなっちゃってる…
でも止められない
「…穂波、顔見せて」
研磨くんの首筋に埋めてた顔を上げて
顔を見せる
「………かーわい。…もっと動いていいよ」
!
馬鹿!ばかばか研磨くん
言葉だけで身体が疼いちゃう
『…あっ………んっ…』
研磨くんは優しい目でずっとこっちを見てる
片手は腰に優しく添えて
片手はブラの上から胸を触ってる