第31章 ガーベラ

ー研磨sideー






…見つけた。





穂波のナカには他にもないのかな、気持ちいいとこ。
その…スポット、的な。

そう思ってちょっとナカもいろいろ触ってみようと思った
痛くならないようにそっと、とりあえず少しずつずらしていってみた

穂波は演技とかしないからいい。
全部ほんとの反応なんだってわかるから。

…まぁ演技されたって見抜けるだろうし、
そしたらおれは萎えるんだろうけど




違うんだな、ここじゃないんだなーってわかりやすい　？　って顔してたんだけど
だんだんまた、あれ？これ近づいてる？って表情してきて。
いつものとこくらいの反応をするとこがあった

ここがピンポイントなのかな、
それともっと範囲広いのかなってもうちょっと奥にずらすと、
いつものとこより数段大きな反応を見せた






指がいつもより奥に入ってるから動かしやすさは劣るけど…
反応は相当すごい







いつものようとんとんって、
同じテンポで優しくノックするみたいにする







『…ッ　研磨くッ　…んっ………』

「…ん？」

『…なっ　…んぁッ………』

「な？」







穂波は言葉途中で身体を仰け反らせた
指がきゅううと締め付けられる







肩を上下させながら　荒く息をしてる
くたぁとしながら　その目は潤んでいてとろとろで
ふわっと空いた口はいつも以上に無防備で…
すっごい唆られる

…かわいい







指は沈めたまま、口付ける
力が入らないのかな、キスさえもされるがままになってる感じ。






優しく啄むように幾度か口付けているうちに
穂波も応えるようになってきた







そのタイミングで指をまたとんとんって動かす
こんどはいつものところ

さっきのはすぐすぎたから、
もう一回、次はゆっくりじわじわと。