第5章 夏
突起を指で強く刺激しながら、
再度、腰を下から強く打ち付ける。
『ねぇ穂波、こっち見て?』
熱を帯びたトロンとした目で力なく見つめてくる様に、
自ずと律動は速さを増す
『あっ…あっ…ァアッ…………』
「…………ッ」
ものすごい力でおれのモノを締め付けながら、
穂波はもう一度力なく抱きついてくる…
…たぶん穂波はもうイったんだよね。
何回目かのエクスタシー。
でも…
「ごめん、穂波。おれまだ動きたい」
そう言ってソファに優しく倒し、最奥に自身を打ち付ける
『…けんまっ…くんっ………アッ………』
穂波のナカはさっきからずっと
おれのを強く締め付けながらヒクヒクと波打ってる…
膜を通してでも感じるそれはたまらなく気持ちいい…
脚を抱え上げ、
さらに強くさらに速く最奥を打ち付ける…
「穂波っ…おれっ……」
『…んっ、研磨くんッ…』
ドピュッドピュっと
膜の中に白欲を吐き出した。
……もーほんとなにこれ。
きもちよすぎる…
『…けんまくん……大好き』
穂波はそう言って首に腕を回して抱きついてくる。
「…ん。…おれも」
一度ぎゅっと腰を抱きかえしてから、そっとモノを引き抜く。