• テキストサイズ

【ハイキュー】   “波長”   【孤爪研磨】

第25章 秋刀魚









いちど途切れた流れを繋げるように、
研磨くんはわたしの腰を両手で支えながら
ぐりぐりと擦るように動かす。







その快感に乗せられて、
いつの間にかわたしは自分でゆらゆらと擦るように動かしてる。
研磨くんの首に腕を回して、ナカもソトも自分の気持ちいいとこ全部擦るように…



研磨くんはさっき言ってた通り、
少し身体を引いて、ほんとに見てる





研磨くんの方に目をやると、
優しくて色っぽい目でじっと見つめ返してくれる。







ゾクゾクする、この目。









下唇を噛んで、なんとか声が出ないようにする。
声を出さないようにするには動かなければいいのに、
身体はもっともっと欲しがって、止まるどころか加速してく。









『…んンーッ………』










我慢しようとしたら、喉の奥で予想外に高い声が出てしまう。
高くてよく聞こえそうな声…









咄嗟に口を手で覆う









研磨くんは少しだけ驚いたように目を見開いて
それから ふっ と優しい顔で微笑んだ









そんな目で、そんな表情で見つめられると…










声なんて抑えれらない
そんなとこまで意識がいかなくなる…









首をぶんぶんと振って訴えるようにするともっと優しい目になって、
それから片手をわたしの首の後ろに回してくいっと顔を近づけて唇で塞いでくれる

深く 深く 舌がねじ込まれる








研磨くんがわたしの舌を捉え、やわく吸う












ビクンっと身体がはねて、力が抜ける…










『…ン……ハァ…』










もたれかかるように研磨くんに身体を預ける




優しくぎゅってしてくれてから
研磨くんはそっとわたしを押し倒す








「…かわいい」

『………』

「…穂波に、おれの痕つけていい?」

『…ん』

「…ッ…… 何でただ聞いただけなのにしまるの… 」









穂波におれの痕つけていい? …って。



いつもそんな詳しく聞いてこないのに。



ふいうちで、
あの目で見つめながらそんな風に聞かれて
ナカがきゅううっとしたのが自分でもわかった。










/ 1804ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp