第7章 誕生日
「その顔すげぇそそる」
耐えるような表情を浮かべながら、ローはうっとりと呟いた。
クロエは何時もより苦しいフェラにぎゅっと目を閉じながら舌と手を使う。
苦しいけれども、見上げたローの顔が快楽に歪んでいくのが堪らなく愛しい。
これで気持ちよくなってくれるのならば苦しさも半減されるというもの。
頭を撫でていたローの手は、クロエの愛撫が進むにつれて髪を握るようになり、今は頭をがっつりと掴んでクロエの動きを補助するかのように動いていた。
「んっ、んんーっ」
「悪い、気持ちよすぎる」
頭を掴まれたまま、腰を揺らしはじめるロー。
あまり奥深くまで入らないように内腿に手をついて制御するが効果は薄かった。
「くっ…」
小さく呻いたローはくしゃりとクロエの髪を握る。
一際膨張した男根からどろりとした青臭い液体が口内に流れ込み、その多さにえずいた。
「大丈夫か?」
ゆるりと頭を撫で、顔を覗き込むローはクロエの口元にティッシュを差し出した。
くぱっと口を開けて精液を吐き出すクロエに、ローは謝った。
「わりぃ、気持ちよすぎた」
「だいじょ、ぶ…」
ぺっぺっと吐き出してるクロエに苦笑いしながらローは水を手渡して飲ませた。
「続きはベッドにいくか」
水をもたせたままクロエを抱き上げ寝室に向かう。
ベッドに下ろされ、覆い被さるローは秘部に手を這わす。
「俺の舐めて興奮したのか?すげぇ濡れてる」
「…少しだけ、ね」
「素直なのもいいな」
十分なことを確認して、いまだ反り立つ男根を擦り付ける。
「んっ…」
「なぁ、上、下、後ろ、その他諸々、どの体勢がいい?」
焦らすように擦り付けながらクロエに問う。
秘芽に擦れるたびビクビクと体が揺れるクロエは結構限界が近い。
いれて欲しいナカがうずいて仕方がなく、だらしなくよだれが垂れるばかりだった。
「ん、…後ろ、から…思いきり突いて…」
真っ赤になりながら腕で顔を覆うクロエに、ローはわかったと了承するとクロエを抱き起こしてうつ伏せにし、腰を高く上げさせた。
「しっかり捕まっとけ」
シーツを握らせると、つき出されて露になった秘部に男根を突き立てた。