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第11章 呪印と運命


ナルトサイド

跳ね上がる鼓動のせいで、息がうまくできない。
かかし先生までもが里を抜けた。

シカマルから聞いた先生の伝言はこうだ。


「ナルト、俺を追ってくるな」


何もかもが納得いかない。
マユのねーちゃんも、かかし先生もどうして、どうして犠牲になろうとするんだ?
なんでばーちゃんはわかってくれないんだ?


ヒルコを倒すためにそうしなきゃならないっていうのもわからないでもない。
でも誰かの犠牲の上に成り立つ平和なんて、そんなやり方なんてあってほしくない。

かかし先生、俺たちに教えてくれたってばよ。
俺はそれを今でも胸に刻んで、自分の忍道をまっすぐ貫いている。

かかし先生、マユのねーちゃん
俺は、俺は絶対にあきらめないってばよ!
待っててくれ!
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