第11章 呪印と運命
かかしサイド 続き
火影室をあとにしたあと、ミナト先生が眠る先代の火影様たちのお墓、父さん、リンのお墓、オビトの名が刻まれた慰霊碑に行った。
心は不思議ととても軽かった。
ここまで生かされたのはきっとこの日のためだったんじゃないかとも思えた。
これが最後の任務になる。
行ってくるよ。
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物思いにふけりながら歩いていると、シカマルに出会う。
「あれ?かかし先生。こんな時間にお参りですか?」
「まぁね。そっちも?」
「ちょっとアスマんとこに」
そういってシカマルは笑った。
「シカマル、あのさナルトに伝言頼める?」
「わざわざ俺からですか?」
めんどくさそうな、そして不思議そうにするシカマルに俺は伝言を託し、里を後にした。
その後、俺もマユと同様、里抜けしたこと、追ってはならないと火影命令が出された。