第8章 金色の太陽の子と私
かかしサイド 続き
火影室_____
「マユ‥お前ほんとうにそれでいいのか?」
綱手様がじっとマユを見つめる。
綱手様にとっても思いがけなかった言葉だったに違いない。
「はい…覚悟はできています。
ただ、余計な追っ手にひっかかり迷惑をかけてしまう場合もあるかもしれません。」
「とりあえず…お前がそこまでいうならあたし達は何も言わないよ。木の葉にとってはお前のように強い忍びがいてくれることは心強い。
まぁ一人で生きていた時とは違って、狙われるにしても昔ほどではないだろう。
だが万が一のためにお前には単独任務は控えてもらい、基本はかかしとツーマンセルもしくは第7班の補佐としてついてもらう。
お前も知ってのとおり、かかしはこれでも一応木の葉一の忍びだ。お前にとっても任務はレベルの高いものになる。
忍びとして生きていく以上、それなりに木の葉のために頑張ってもらうからね」
「かかしと一緒であれば私としてもありがたいです。
期待に応えられるようにがんばります」
「よし。とりあえず、マユ。お前には1週間の猶予を与える。この1年近く実践から遠のいていた分取り戻せ。かかし、お前には明日、明後日と休みを与える。マユの修行につきあうなり好きに使いな。」
「「はい」」