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第6章 欲しかったもの


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あれから1週間後、私は公園に来ていた。

子供たちが遊んでいる姿を見ながら、平和な時間をかみしめていた。
こうして平和なのも、かかしとか他の忍び達が火影様を筆頭にこの里を守っているからだ。

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気配を感じて左側をみるとかかしが立っていた。

「かかし。答え、でたよ」

そういうと彼は開いていた本をパタンと閉じた。
かかしが木の木陰へと移動して座ったので、私もとなりに座わる。

「わたし、忍びをやめる」

かかしは表情も変えず私を見つめていた。

「それがマユの決断なんだね?」

そう言われて、うなずくと

「わかった。綱手様には報告しとくから。あと、忍びをやめるやめないに関係なく、マユと大切な仲間たちは俺が守るからね」

そういってかかしは笑ってくれた。

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