第9章 おはようのキス

どのくらいそうやって弄ばれていたかわからないけれど、私の蜜壺はぐちょぐちょに溶けていた。
ジンさんが指を引き抜いて、私の口の中にその指を入れてくる。
「んっふぅっ」
「ほらすごい、濡れてるぞ。。」
口の中に入れた指を出したら引いたりして私の口の中を再度蹂躙する。
「ジンさん、やめっ」
「やめない、お仕置きだから」
ジンさんが言葉少なにそう言うと、今度は私の蜜壺の入り口に熱い塊を押し当ててきた。
背後からあと一押しで入りそうな状態でゆるゆると熱い塊を動かしてくる。
「あっ、ダメ。。」
「ダメじゃないだろ？」
ズブブブ、、と太い熱の塊が蜜壺を満たす。
「あっはぁ。。」
思わず出てしまう吐息が熱を帯びていて、自分でも恥ずかしくなる。
「久しぶりに、欲しかったか？」
「こんなの、、いやですっ。」
言葉とは裏腹に、私の蜜壺はキュウキュウとジンさんの熱い塊を締め上げている。
「素直じゃ無いな、、ロロ」
ジンさんは私を腕で拘束しながらゆっくりとピストン運動を開始した。
「あっああっん」
強がって逃れようとしながらも、体が快楽を思い出すのも時間の問題だった。

ぐちゅ、ぐちゅ！！
はぁはぁと荒い息遣いで、獣のように後ろから犯されて、それでも私は久しぶりの交わりに体が喜んでしまっていた。
「こんなに簡単に堕ちたらダメだろロロ」
私をこんな状態にする元凶のジンさんが、ひどいことを言う。
「だって、ジンさんが！こんなことするからっ」
「ハイハイ俺のせいだな」
腰を掴んで激しく打ち付けてきた。
今までよりも深く繋がっては引かれ、気持ちいいところにドンドン当たっているのを感じる
「あっ！激しっ、ダメ。。。！」
「くっもう、行く」
ビュルルル！！！！熱い液体が私の蜜壺をたっぷり満たしていくのを感じた。

＊＊＊＊＊＊＊
結局、その日の会議を私は欠席することにした。
湯浴みをして服を替えても、こんな状態で皆の前に出られるわけない。
私は部屋に戻って、ベッドに倒れ込んでしまった。
「ジンさんのバカ。。」
嫌いにもなれないから困る。レオンのことが好きだったはずなのに、ジンさんにも惹かれている自分がいる。恋したってどうせ結ばれることがないのに。好きになっちゃいけないのに。。

そんなことを考えながら私は眠りに落ちていった。

＊9章終わり＊