第6章 5話
外に出ると警察が来ていた。
塚「16・・・17・・・18・・・
両足重症の彼を除いて・・・・ほぼ全員無事か」
警察の報告を聞いてはやっと身体の力が抜けた。
相澤が必死に守ろうとしたものは何一つかけることなく守れたのだ。
塚「君も保健室に行くといい」
『私最後でいいから大丈夫ですよ』
まだ焦凍に抱えられたままのは足の裏から血がぽとぽとと落ちている。
周りの生徒はそれを見て顔を青くしている。
峰「なんか・・・エロぐはっ」
蛙「峰田ちゃん
今はそんな話する場面じゃないわ」
今のは自分でスカートにスリットを入れるように引き裂いて足は素足である。
ちらちらとスリットの部分から太ももが見える事に峰田はエロスを感じたらしい。
蛙吹に舌で殴られていたが。
むっとした焦凍は救急車にを乗せに行く。
『そんなに急がなくても大丈夫なのに』
焦「みんなの無事を確認できたからもういいだろ
さっさと治してもらえ」
が救急車に乗ることなく残っていたのは生徒の為。
担任が酷い怪我をした今、副担任までいなくなってしまっては不安になるのではと思ったからだ。
それをわかっていた焦凍は特に何も言わずずっと抱いてくれていた。
だが、本音はすぐにでも回復してほしいと思っている。
わがままを聞くのは一度だけだと。
『はーい』
焦「なにか不便なことがあれば呼べ」
『うん、ありがとう』
焦凍は一緒についてくることはできないので、ひとりで保健室に搬送された。
爆「・・・・・・・・」