第6章 5話
焦「!!」
爆風に飛ばされたを焦凍が引き寄せてくれた。
死柄木も飛ばされていたが、黒霧が回収してしまった。
爆風の原因はオールマイトと脳無のラッシュの余波。
ショック吸収の脳無を倒すために超再生も間に合わないほどのラッシュ。
耐えきれなくなった脳無はUSJの壁を突き抜け、遥か彼方に飛ばされた。
『(さすがオールマイト
私じゃあれはできない・・・)』
オールマイトの姿に生徒たちはこれがプロの世界かと唖然としている。
『焦凍君、ありがとう
自分で立てるよ』
焦「だが・・・!」
『私なら大丈夫
それにまだ・・・終わってないから』
支えてくれた焦凍から離れ、死柄木と対峙するオールマイトの元へ向かう。
『(オールマイトから水蒸気みたいなものがでてる・・・
活動時間の限界か
なんとかしないと・・・)』
笑ってはいるが以前に出会った時に変身をするときこの蒸気が出ていたのを覚えている。
秘密にすると言った以上、ここで敵にオールマイトの本来の姿を見られるわけにはいかない。
死「全っ然弱ってないじゃないか!!
あいつ・・・俺に嘘教えたのか!?」
オールマイトに目線をやればやばいという目をしていたので、間違いなく活動限界時間は近い。
一応すぐにでも対応できるようにオールマイトの横に立つ。
オ「どうした?
来ないのかな!?
クリアとかなんとか言ってたが・・・
出来るものならしてみろよ!!」
はったりとわかっていてもこの気迫。
死柄木たちは間違いなく押されている。
だが、虚勢を張るオールマイトに・・・
『(私も正直限界なんだけどな・・・)』
普通に立ってはいるが足の裏はぐちゃぐちゃ、左肩は半分以上崩れている上に左腕は骨折。
正直気を抜けば倒れる。