第6章 5話
オ「もう大丈夫
私が来た」
「「「オールマイト!!!」」」
誰もが待ち焦がれていたヒーロー。
平和の象徴オールマイトが到着した。
『(よかった
これで少しは動きやすくなる)』
死「あー・・・・
コンテニューだ」
みんなが安堵の表情を浮かべる。
助かったと思える。
いつも笑顔で助けてくれる最高のヒーロー。
だが、
『(オールマイトさん笑ってないな)』
死「待ったよヒーロー
社会のごみめ」
ばっと飛び出したオールマイトは一瞬で残党を片付ける。
オ「相澤君すまない
(腕に・・・顔も・・・)」
相澤を抱き上げ、ぱっと消えたかと思うと達をまとめて担ぎ、死柄木に一発いれ安全な距離を保って離した。
オ「皆入口へ
相澤君を頼んだ、意識がない早く!!」
峰「え!?
あれ!?速ぇ・・・!!」
『私はまだ行けます
使ってください』
オ「君・・・
無茶はするなよ」
『あなたこそ』
助けてもらったがまだ動けるは戦うつもりだ。
オールマイトもまだ大丈夫そうだと判断した。
死柄木はぶつぶつとなにか言っているが声が小さく聞こえない。
緑「オールマイトだめです!!
あいつ相澤先生の腕とか簡単に折ったり、先生の蹴りでもびくともしなかった・・・!
きっとあいつ・・・」
オールマイトを心配する緑谷は相澤が簡単に倒されてしまった事、攻撃が効かない事を伝えるがオールマイトは安心させるようにいつもの様に笑った。
オ「緑谷少年
大丈夫!
君は四人を入口まで護衛してくれ!」
『わかりました』
相澤を緑谷と峰田が担ぎ、入り口に向かって歩く。
『おそらく残党はもういない
みんなで入口まで帰れるね?』
後ろで脳無にバックドロップを決め、爆風が巻き起こっている。
オールマイトには入り口まで護衛しろと言われたが、先ほどオールマイトが倒した残党ですべてだった。
それにあの程度であればこの子達でも十分戦える。
だからこそ、
蛙「先生はどうするの?」
『もちろん
オールマイトの邪魔にならないように戦いに行くよ』