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僕のヒーローアカデミア【轟焦凍】

第6章 5話


死「本命は俺じゃない」

『!!

兄さ、ん・・・』

突き飛ばされたは目の前の光景に唖然とする。

死「対平和の象徴改人”脳無”」

腕を小枝の様に折られ、相澤の上に脳無と呼ばれた化け物が馬乗りになっている。

『に、いさ・・・』

信じられない光景に戦闘中だというのに動けなくなる。

死「ところでさ、君だれ?

イレイザーヘッドのことを兄さんって呼んでるってことは妹?

プロヒーロー?」

質問攻めをしてくる死柄木にはっ、と我を取り戻したは死柄木を蹴り飛ばす。


死柄木は少し飛ばされたがダメージなどないかのように見える。

死「急に蹴るなんてひどいなぁ

君のお兄さんの個性

個性を消せる、素敵だけどなんてことはないね

圧倒的な力の前ではつまりただの無個性だもの」

『圧倒的な力?』

相「ぐぁ・・・!」

『っ!!』

またしても簡単にもう一本の腕を折ってしまった。

は相澤を助けたいが死柄木から目を離すことが出来ないうえにまだ残党がいる。

下手に動く事が出来ない。

相「

俺のことは気にするな

生徒を守る事だけを考えろ」

『でも・・・!』

相「でもじゃねぇ・・・

お前のその力は何のためにあるか教えたはずだ」

わかっている、わかってはいるが見捨てることなどできない。

脳無が相澤の頭を持ち上げ地面に思いきり叩きつける。
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