第15章 14話
『しょうと、くん・・・
ちょ、一回離して・・・///』
しばらくして腕を軽く叩かれ離してほしいと言ってきた。
名残惜しかったが仕方なく離してやると、そのまま胸にもたれかかってくる。
『あ、あのね・・・///
その・・・き、もちいいんだけど・・・心臓がもたない、っていうか・・・///』
はキスを焦凍以外としたことはないが、おそらく上手いのだろうと思っている。
キスだけでこんな気持ちいいものなのかと思ってしまうほどに。
焦「悪い
ちょっとがっついた」
『がっ・・・///
あの・・・ほどほどにお願いします・・・///』
焦「今度から気をつける」
さらっと今度もすると言われたことに気づいてないは取り敢えず心臓を鎮める事に必死だ。
胸に顔を埋めているの髪をいじりながら、復活するのを待つ。
しばらくして復活したは焦凍の胸から離れる。
焦「もういいのか」
『うん
焦凍君は私をいじめるの上手だよね』
焦「いじめたことはない」
立ち上がってお茶のおかわりを入れて一気に飲み干す。
外を見れば空が赤くなり始めている。
『あー・・・
私行きたいところあるんだけど焦凍君帰る?』
焦「どこいくんだ」
『携帯買いに行こうかなって
ないと不便だし』
焦「なら俺も行く」
今日はが何時に連絡してくるかわからなかったから一日空けてくれていたらしい。
じゃあ一緒に行こうと準備をして二人で家を出た。