第15章 14話
その後は救急車で病院に運ばれ検査。
検査結果は両腕から肩にかけてと肋骨にヒビ、右脚の脛は骨折、左脚は全体にヒビ、あとは全身の裂傷と言われた。
『見事にヒビだらけだね』
相「感心してる場合か、お前は」
笑って言えばお見舞いに来てくれていた相澤に軽く頭を叩かれた。
校長も来てくれている。
相「・・・・よく一人で爆豪を守ってくれた」
『・・・ううん、結局連れ去られちゃったし・・・
謝罪会見も見たよ
あそこで私が爆豪君だけでも逃がせてたらこんなことにはならなかった・・・』
校「それは違うよ」
『校長先生・・・』
ベッドの上に乗りの頭を撫でながら校長はありがとうと笑う。
校「君が身を挺してくれたから爆豪君は無傷だった
林間合宿でも一人で現場を駆け回ってくれたそうだね
私は君がこの雄英高校に教師としていてくれる事に感謝しているよ
本当にありがとう」
『でもっ・・・私・・・結局何もできなかった・・・
林間合宿でもみんなに怪我させてっ・・・連れ去られてっ・・・怪我までしてっ・・・』
ぽろぽろと涙を流すに校長はそんなことはないと首を振る。